======Scrivener から InDesign へ書き出し====== =====(1)Scrivener:文章作成===== * lock paragraph * セクションタイトルは★で始める =====(2)Scrivener:compile===== * Wordで書き出し * URLのリンクは外す * 余計なヘッダー・フッターは除く =====(3)Word:整形===== * 置換:^p^m→^mでページ区切り前の余計な改行を削除 * URLのリンクを消し忘れていたらここで消す(すべてを選択して command+Shift+F9) * 画像が含まれる場合、削除しておく(InDesign の配置で正しく読み込めないため)。別途 InDesign で画像を配置する。 =====(4)InDesign:ドキュメントを新規作成===== * US Tradeでドキュメントを新規作成する場合 * 152.4x228.6mm {{:selfpublishing:ustrade2.png?600|}} * 新書サイズで新規作成する場合 * 107.95x174.498mm * のどは広めにする(Luluの紙は固めなので)。 {{:selfpublishing:pocketbook2.png?600|}} =====(5)InDesign:配置でWordを読み込む===== * 脚注がある場合、あらかじめ脚注用の段落スタイルを作って、「書式>脚注オプション」で設定しておく。 * 配置の際にレイアウトグリッドとフレームグリッドがずれてしまうとき - 最初のページに手動でフレームグリッドを置く。それをレイアウトグリッドに合わせる。 - そこに配置する(一旦1ページ分のみ) - 2ページ目を作成。 - 1ページ目の右下の赤くなったボタンをクリックし、2ページ目にShiftキーを押しながら配置する(以降一気に配置され、さらにレイアウトグリッドにそろっている)。※2ページ目だけまたずれることがあるので、その時は手動で修正。 * Wordの中央寄せが反映されないので、手動設定 =====(6)InDesign:置換で空行を削除(段落の初めを字下げをする場合)===== * 「^\s*$\r」を検索文字にする =====(7)InDesign:字下げ(段落の初めを字下げをする場合)===== * (テキストフィールドが選択されていない状態で)書式>文字組みアキ量設定>基本設定 で段落字下げを新規作成しておく。 * 段落字下げを1文字とし、段落先頭始め括弧類は「段落字下げ+始め括弧半角」がオススメ。 * 参考:[[http://www.bookhouse.jp/typeset/jisage.html|文字組アキ量設定で段落字下げ]] =====(8)InDesign:段落スタイル===== * 通常本文用の段落スタイルを作り、全テキストに適用。 * 「日本語文字組版」で「文字組み」を作成した段落字下げの文字組みアキ量設定にする。 * セクションタイトル用の段落スタイルを作っておく - 「インデントとスペース」で「段落前のアキ」「段落後のアキ」を設定しておく。レイアウトグリッド設定の「段間」の数値を参考に。「段落前のアキ」は2行空行がいい。 - 「日本語文字組版」で「文字組み」を「なし」に =====(9)InDesign:段落スタイルの適用===== * 置換>正規表現で「^★.*$」を検索文字にし、置換形式をセクションタイトル用の段落スタイルにする。 * ★を置換:削除 =====(10)InDesign:ノンブル、もくじ、ヘッダー===== * セクション名をヘッダーに表示させる場合、章タイトルページで正しく表示されているかチェック。 =====(11)InDesign:IPAフォントだとアポストロフィ後にアキができてしまう===== - 文字スタイルで「詳細文字形式>文字後のアキ量」を「アキなし」に設定。 - アポストロフィをこの文字スタイルで一括置換。 =====(12)InDesign:索引用単語の抽出===== - Wordに出力して文書を開く。 - 「高度な検索と置換」で「ワイルドカードを使用する」「検索結果をすべてハイライト表示する>メイン文書」にチェックを入れる。 - 例えば『』で囲まれた単語を検索後にするなら→『*』で検索。すべてがハイライトされるのでコピー。 - テキストエディターなどへペースト - エクセルへペースト、並び替え